【違いは？】モグワンと犬用ロイヤルカナンのドッグフードを5項目で比較！

人気のドッグフードである「モグワン」と「ロイヤルカナン」を５つの項目で比較してみました。

両者の特徴を簡単に説明すると、モグワンは動物性原材料50%以上配合の高タンパクフードとなっています。

一方、ロイヤルカナンは、種類がとにかく豊富で、犬種、年齢、犬のサイズ、ライフスタイル、フードの食感、お悩みといった目的別に選べるドッグフードとなっています。

今回は、ドッグフードを購入する際に基本となる「1.特徴」「2.料金」「3.原材料」「4.保証成分」「5.評判」を徹底比較しています。両者の良いところも悪いところも包み隠さずお伝えしていきます。

これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

この記事内容は個人の感想です。ワンちゃんによっては合わない可能性もありますので、あくまで購入を検討する際の参考にして下さい。

1 「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを5つの項目で比較しました！
2 1.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを特徴で比較！
3 2.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを料金で比較！
4 3.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを原材料で比較！
5 4.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを保証成分で比較！
6 5.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを評判で比較！
7 「モグワン」ドッグフードがおすすめの方はこんな人！
8 「ロイヤルカナン」ドッグフードがおすすめの方はこんな人！
9 まとめ

「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを5つの項目で比較しました！

1.特徴	フードタイプ、対応年齢、原産国、賞味期限などで比較。
2.料金	1袋の料金、内容量、100gあたりの料金、配送料などの料金で比較。
3.原材料	主原料、グレインフリー、無添加、動物性原料の割合などで比較。
4.保証成分	粗タンパク質、脂質、粗繊維、粗灰分、水分などで比較。
5.評判	食いつきを評判で比較。

上記の５つの項目で、モグワンとロイヤルカナンのドッグフードを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。

1.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを特徴で比較！

	モグワン	ロイヤルカナン
フードタイプ	ドライ	ドライ/ウェット
対応犬種	全犬種	全犬種(※)
対応年齢	全年齢	子犬用成犬用中高齢犬用
原産国	イギリス	韓国/フランス
賞味期限 (開封前)	約13ヶ月	ドライ:18ヶ月ウェット:2年
賞味期限 (開封後)	約3ヶ月	ドライ:1.5ヶ月ウェット:2日
ヒューマングレード	〇(※1)	明記なし
粒のサイズ	約10mm	種類毎に異なる
粒の形状	ドーナツ型	種類毎に異なる

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(※)犬種別や犬のサイズ別の種類もあります。
(※1)ヒューマングレードの食品工場から仕入れた肉・魚を使用。乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用。

ここでは、「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを特徴で比較してみます。

まず、「フードタイプ」で比較してみると、モグワンはドライフードのみなのに対し、ロイヤルカナンにはドライフードに加えてウェットフードの用意もあります。

なので、ドライフードが好きでない犬や、口の中にケガや炎症がある犬を飼っている場合にはロイヤルカナンのウェットフードが向いていると言えます。

次に、「対応犬種」で比較してみると、どちらも一応全犬種には対応しています。

ただ、ロイヤルカナンドッグフードには犬種別(チワワ専用など)や犬のサイズ別(小型犬用など)の種類もあります。なので、あなたの愛犬によりマッチしたフードを選びたい場合にはロイヤルカナンドッグフードの方が向いているかもしれません。

続いて、「対応年齢」で比較してみると、モグワンはこれ1つで全年齢に対応しているのに対し、ロイヤルカナンは子犬用や成犬用といった犬のライフステージ毎に種類が分かれている特徴があります。

なので、愛犬の年齢を気にせずにフードを選びたい場合にはモグワンを、愛犬のライフステージに合わせてフードを選びたい場合にはロイヤルカナンを選ぶと良いかもしれません。

2.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを料金で比較！

※税込価格	モグワン	ロイヤルカナン※1
内容量	1.8kg	800g/2kg/4kg/8kg
1袋の料金	5,456円	800g:1,968円 2kg:4,067円 4kg:7,456円 8kg:14,353円
100gの料金	約303円	800g:246円 2kg:約204円 4kg:約187円 8kg:約180円
配送料	880円	一律500円※2
100gの料金 (配送料込)	352円	800g:約309円 2kg:約229円 4kg:約187円 8kg:約180円

(※1)ミニインドアアダルトの場合
(※2)5,500円以上購入で無料

続いて、「モグワン」と「ロイヤルカナン(ミニインドアアダルト)」のドッグフードを料金面で比較してみます。

ちなみに、ロイヤルカナンには非常に多くの種類があり、それぞれ内容量や料金も異なるので、今回はモデルケースとして「ミニインドアアダルト」で比較しています。

その結果、ロイヤルカナンの方が全体的にモグワンよりコスパが良い事がわかりました。

ただし、ロイヤルカナンドッグフードは種類によってコスパも異なるので、コスパ重視の場合には購入前に価格の詳細をよく確認するようにしましょう。

3.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを原材料で比較！

	モグワン	ロイヤルカナン※1
主原料	チキン＆サーモン	米・コーン・肉類※2
グレインフリー	〇	×
無添加配慮	〇	×
動物性原料の割合	56.5％	非公開

(※1)ミニインドアアダルトの場合
(※2)肉類には鶏、七面鳥、ダックを使用

続いて、「モグワン」と「ロイヤルカナン(ミニインドアアダルト)」のドッグフードを原材料で比較してみます。

まず、主原料で比較してみると、モグワンの主原料には動物性原料が使われているのに対し、ロイヤルカナンの主原料には穀物が使われています。

ちなみに、犬は本来肉食なので、穀物に多く含まれるデンプンの消化が苦手とされています(全く消化できないわけではありません)。

特にコーンにはデンプンが多く含まれるので、配合量が多いとワンちゃんの身体の負担となってしまいます。また、コーンは安い原材料なので、人間の都合でフードのかさ増しのために配合されることも多いのが現状です。

なので、ロイヤルカナンドッグフードに肉類よりも多くコーンが含まれている点は少し気になります。

また、モグワンは無添加に配慮されているのに対し、ロイヤルカナンには乳化剤や保存料、酸化防止剤といった添加物が使用されています。特に保存料にソルビン酸カリウムが使用されている点は気になります。

そうは言っても、ロイヤルカナンの中には獣医師が推奨している食事療法食もありますので、絶対犬の健康に良くないのかと言うとそうでもありません。

以上より、ドッグフードを原材料にまでこだわって選ぶならモグワン、獣医師に相談しながら食事療法食として利用するならロイヤルカナンを選ぶと良いかもしれませんね。

モグワンの原材料(クリックで表示)

チキン＆サーモン56.5％(放し飼いチキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7.5%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%）、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン（MSM）、コンドロイチン、ミネラル類（亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素）、ビタミン類A、D3、E）、乳酸菌

※コンドロイチンはサメ由来のものではございません

ロイヤルカナンミニインドアアダルトの原材料(クリックで表示)

米、コーン、肉類（鶏、七面鳥、ダック）、超高消化性小麦タンパク（消化率90%以上）、動物性油脂、加水分解タンパク（鶏、七面鳥）、ビートパルプ、大豆油、植物性繊維、酵母および酵母エキス、魚油（EPA/DHA源）、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類（L-チロシン、L-リジン、DL-メチオニン、L-アルギニン、タウリン、L-カルニチン）、ゼオライト、乳化剤（グリセリン脂肪酸エステル）、ミネラル類（Cl、Na、Ca、K、P、Zn、Mg、Mn、Fe、Cu、Se、I）、ビタミン類（コリン、E、C、ビオチン、A、パントテン酸カルシウム、B6、ナイアシン、葉酸、B12、B1、B2、D3）、保存料（ソルビン酸カリウム）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリーエキス）

4.「モグワン」と「ロイヤルカナン」のドッグフードを保証成分で比較！

	モグワン	ロイヤルカナン※
粗タンパク質	27%以上	19.0%以上
脂質	10%以上	12.0%以上
粗繊維	4.75%以下	2.9%以下
粗灰分	9.5%以下	6.7%以下
水分	9%以下	10.5%以下
100gあたりのカロリー	361.5kcal	378kcal